発達相談外来は、お子さまの成長や発達に関する不安や気がかりな点について、専門的な視点から評価・支援を行う外来です。ことばが遅れている、人との関わり方が少し気になる、落ち着きがなく集団行動が苦手、身の回りのことがなかなかできない、といった保護者の方の「ちょっと心配」を受け止め、必要な支援やアドバイスを行います。
子どもの発達は個人差が大きく「うちの子だけ違うかも」と思っても、実はその子なりのペースで育っていることもあります。一方で早期に気づき適切な対応を行うことで、子どもの成長がぐんと伸びたり、集団生活や学校生活がスムーズに送れるようになるケースも多くあります。
診察では、生活の中で困っていることや園・学校での様子、ご家庭での接し方などについてもお聞きし、どのような関わり方がよいか、今後どのような支援が必要かをご提案します。必要があれば、地域の療育機関や専門医療機関への紹介も行い、継続的な支援につなげていきます。
などの症状がある乳児~小学生までの方を対象に診察します。
その他、チック、頭痛、夜寝ないなど幅広くご相談に応じています。
南口本院・金曜午後の外来では、注意欠如・多動症(ADHD)治療薬であるコンサータおよびビバンセの処方を行っています。
これらの薬剤は集中力や注意力の改善に効果がありますが、依存性や副作用のリスクもあるため厳格な管理が必要なため、処方には専門医による診察と診断、本人・ご家族への十分な説明が必須です。また処方できる医師や医療機関は厚生労働省の登録を受けており、当院も登録医療機関です。
コンサータ、ビバンセの処方をご希望の方は、南口本院・金曜午後の外来にお越しください。
コンサータは、注意欠如・多動症(ADHD)の治療に用いられる中枢神経刺激薬です。主成分メチルフェニデート塩酸塩が脳内の神経伝達物質の働きを整え、集中力や注意力を改善します。1日1回の服用で効果が持続する徐放性製剤であり、学業や日常生活の質向上に役立ちます。一方で不眠、食欲低下、動悸などの副作用が生じる場合があるため、定期的な診察と安全管理が必要です。
ビバンセは、ADHDおよび成人の過食症の治療に使用される中枢神経刺激薬です。主成分リスデキサンフェタミンメシル酸塩は体内で活性型に変化し、脳内の神経伝達物質を調整して集中力や衝動性のコントロールを改善します。効果は朝1回の服用で長時間持続し、日常生活の安定に寄与します。副作用として不眠、食欲減退、血圧上昇などが見られることがあり、医師の厳重な管理下での使用が必須です。
北口院
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00~12:00 | ― | ||||||
14:00~18:00 | ― | ||||||
18:00~19:00 | ― |
*土曜は16:50までの受付となります。
*平日の診療終了時間、日祝の診療につきましてはホームページや予約画面の診療変更のお知らせをご参照の上ご来院下さい。
南口本院
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00~12:00 | ― | ― | |||||
15:00~18:00 | ― | ― | ― |
*平日14:00~15:00、木曜午前午後は予防接種、健診専用の時間帯です。
*平日土曜の診療終了時間、日祝の診療につきましてはホームページや予約画面の診療変更のお知らせをご参照の上ご来院下さい。