一般小児科

一般小児科とは

※大人の方の診察はお子様とご来院されたご家族までとなっております。

一般小児科は、新生児・乳幼児から15歳くらいまでのお子さまの「かかりつけ医」として、お子さまの心身の病気の診療の他、健康診断や予防接種なども通じて、健やかに成長し、発達していくことのサポートを行っていく診療科です。お子さまの体調面が悪かったり、いつもと違った変化があったり、さらには子育てで不安を感じた時など、お気軽にご受診いただけます。

当クリニックでは、まず丁寧な問診から診療を始めます。問診は診断する上で、とても重要になります。小さなお子様ですと、なかなか自分の状態を言葉で伝えることが難しいこともありますので、保護者の方にもお子さまの様子をうかがう場合がございます。その際、以下のような内容について、おうかがいいたします。

• 食欲の有無
• 排便（おしっこやうんち）の状態（色や形状）
• 鼻水の状態（色や形状）
• 最近の生活での変わったこと（原因として思い当たること）
• アレルギーの有無（食べ物、薬等）
• 現在服用している薬（あれば）
• 既往歴（これまで罹った病気やケガ、手術、入院等）

以上のような問診に加え、医師が必要と判断した場合、各種検査を行うことがあります。その結果、より高度な医療環境による検査や治療、入院による治療、あるいは歯科や外科等の専門的な治療の必要性を認めた場合、大学病院や県立病院等、各種専門の医療機関と連携を取り、適切な医療が受けられるよう、手配いたします。

病気についてだけでなく、育児や生活、成長のことについてなど、不安なことがございましたら、様々なアドバイスもいたしますので。お気軽にご相談ください。

たとえばこんな症状がありましたらご受診ください

• 発熱
• 鼻水、鼻づまり
• せき、痰
• 喉の痛み
• ぜーぜーする
• ひきつけ（痙攣）
• お腹が痛い
• おう吐、下痢
• 便秘
• 湿疹（ブツブツ）
• 肌のカサつき
• 機嫌が悪い
• 泣き方がいつもと違う
• 何となく元気が無い
• 顔色が悪い
• 食欲が無い

など

小児科では主に以下のような疾患を扱っています

• 風邪症候群
• 突発性発疹
• インフルエンザ
• 急性中耳炎
• ヘルパンギーナ
• 咽頭結膜熱（プール熱）
• 流行性耳下腺炎（おたふくかぜ）
• 扁桃炎
• 水痘（水ぼうそう）
• 麻疹（はしか）
• 風疹
• 手足口病
• 溶連菌感染症
• りんご病（伝染性紅斑）
• 水いぼ（伝染性軟属腫）
• とびひ（伝染性膿痂疹）
• ウイルス性胃腸炎
• アトピー性皮膚炎
• 気管支ぜんそく
• 花粉症（アレルギー性鼻炎）
• おむつかぶれ
• あせも
• 夜尿症（おねしょ）
• 細気管支炎
• 肺炎

など

感染力が強い病気が疑われるときは（必要なら）

小児には「はしか」「おたふくかぜ」「水ぼうそう」など、特有の感染症があり、これらは強い感染力を持っています。高熱や発疹があるなど、お子さんに感染症の疑いがある場合は、ご来院の前に一度お電話等にてご連絡ください。その後の受診方法につきましては、連絡を受けた受付スタッフが説明いたします。

地域での小児の感染症蔓延の予防のためにも、ご協力をいただければ幸いです。